団地ともおのモデル設定がお父さんにはツライ・・・

団地ともおのモデル設定って･･･

2003年から『ビッグコミックスピリッツ』にて連載中の
『団地ともお』がNHK総合テレビで土曜9時30分から放送され、人気となっています。


『団地ともお』架空の団地「枝島団地」とその周辺地域を舞台とした物語。
とあるマンモス団地の29号棟に母と姉と共に暮らす小学１年生の木下ともお。

大好きな父は単身赴任。
家は中流、クラスでの人気はそこそこ。
スポーツも勉強もさえないけれど、楽しいことには命を燃やし、彼のくだらなくも楽しい日常生活を周りの同級生、少し変わった大人たちと毎日をたくましく生きている。

といった感じのありそうでなかった、単身赴任の父親といった少しリアルなモデルの団地に住む家族、そして小学生の物語。


週末の家族アニメと言えば「サザエさん」が定番ですが、 土曜日朝の定番アニメになりそうな雰囲気を持っています。


主な声優は、

主人公・木下ともおの声を担当するのは、「プリキュア５」でキュアドリーム役の三瓶由布子さん。
お母さん・哲子役を「デジモンアドベンチャー」の坂本千夏さん。

とベテランそして人気声優で固めています。

週末の朝をホンワカさせてくれる気分に仕上がっていますよ。

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大工のジミー

大工のジミー


ジミーとは、一昨年よりサザエさんに登場した新キャラクターで
大工の棟梁の弟子である。

茶髪にヘッドフォン、大工らしからぬ襟付きベストというファッションで、本名は金次郎なのに「ジミーと呼んでほしいッス」と言い出すチャラ男風のキャラ。

この設定は登場以来、古くからの『サザエさん』ファンの度肝を抜いてしまった。

「古き良き日本が見たいのに」
「『サザエさん』の世界観に合ってない」


こんな批判もあったが、ジミー人気はじわじわと広がっていった。

2012年8月19日の放送では、
ジミーが犬小屋を作った際、檜を使った上に「MADE IN JIMMY」と彫ったことがバレて、一度は破門されてしまう。

だがその後、波平のアイディアで2人は寿司屋で再会し、棟梁はジミーにトロを注文しながら、こう説く。

「お前は栄養が足りねえから、あんな半端なものしか作れねえんだ。犬小屋には犬小屋に向いた材料があるんだ。」

分不相応なトロに恐縮しながら、自らの過ちに気づくジミー・・・

と、毎度ジミーが棟梁や波平らに叱られることで、非常識な若者から成長する様が人気を呼んでおり

ジミー登場回には「ジミー、キターー！」とインターネットでプチ祭り状態になるほどである。


『サザエさん』の元プロデューサーで作家の大橋義輝氏は人気の理由をこう言っている。

「大工のジミーは、見た目はチャラい若者だけれど、叱ってくれた棟梁や波平を尊敬している。ちゃんと叱れば若者は慕ってくれるんだ、という年配者たちにとって現代の若者達への夢みたいなことを叶えてくれたから、評判がいいんじゃないでしょうか」

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